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【メディア掲載】開発部/部長インタビュー実施いただきました!

「出典:ビズリーチ 公募ページ「ポノス株式会社」(2025年10月6日公開)より転載」

大ヒットIPでさらなる進化を。開発の力で新しいエンタメを世界へ


人気ゲーム「にゃんこ大戦争」をはじめ、ゲームの力でエンターテインメントの可能性を追求し続けるポノス株式会社。近年は、IP(知的財産)の強みを生かしたグッズやライツ事業、オフラインイベントやアナログゲームの開発など、多面的な事業を展開しています。今回、開発メンバーの採用を強化するにあたり、COO兼開発部部長の佐野星一郎氏に、ポノスの競争力の源泉や開発へのこだわり、今同社に参画する意義についてお話を伺いました。

「ゲーム会社」の価値観に加え、IPカンパニーとしての未来を描く


COO 兼 開発部 部長/佐野 星一郎

──貴社の企業概要と、現在のビジネスの全体像についてお聞かせください。

ポノスは1990年の創業以来一貫して、ゲームを通じたエンターテインメント文化の発展に貢献してきました。代表タイトルのスマホ向けゲームアプリ「にゃんこ大戦争」をはじめ、多くのユーザーに親しまれるコンテンツを展開しています。

事業領域はゲームにとどまらず、マーケティングやプロモーションを含め、ほぼすべてを内製化し「にゃんこ」IPの強みを生かしたグッズ事業やライツ事業、オフラインイベントの開催、アナログゲームの開発など、多面的にエンターテインメントを提供しています。

こうした取り組みを通じて、ポノスは「ゲーム開発会社」という創業時から大事にしてきた価値観に加え「にゃんこ」IPの力を基盤に新しい体験を生み出す存在へと進化してきました。今後もポノスが大切にする「ななめ上を、行け」の発想を軸に、世界中のユーザーに笑顔を届ける企業でありたいと考えています。

──独自性・強みはどんな点にあるのでしょうか。

当社の独自性は、何よりも「自分たちが本当に『おもしろい』と信じるものづくりをする姿勢」にあります。一般的な勝ち筋や他社の成功事例をただなぞるのではなく、自分たちが心から笑える企画で勝負する。そんな姿勢がポノスらしさを形づくっています。もちろんマーケティングや市場分析も取り入れますが、自分たちが考える「おもしろい」からぶれないことが最大の強みです。

この哲学は、国内外での成果にも直結しています。「にゃんこ大戦争」は2025年2月に全世界累計1億DLを達成し、現在も月数百万単位で成長を続けています。ユーザー比率は日本と海外でほぼ半々で、イベントやグッズ販売でも各国で長蛇の列ができるなど、グローバルに高い熱量を感じています。多くの日本発IPが海外展開に苦戦することもあるなかで「にゃんこ」が成果を出せているのは、自分たちの「おもしろい」を信じて貫いてきたからこそだと考えています。

このポノスらしさやカルチャーは、先代社長である辻子仁宏から、現代表取締役の辻子依旦に受け継がれ、今もなお大事な価値観として守られてきており、それこそがポノスの強みを支えています。

既存事業の進化と新領域への挑戦で、成長を加速させる

──中期的な成長戦略について教えてください。

大きく3つの柱で考えています。1つ目は、既存タイトルの価値最大化です。「にゃんこ大戦争」はすでに国内ユーザー数トップクラスに位置していますが、日本の人口規模を考えると、もっと多くの方々に楽しんでいただける余地があり、ゲームの改善を続け、より多くのユーザーに届けていきます。


2つ目は「にゃんこ」IPを使った新しいエンターテイメントへの挑戦です。「にゃんこ大戦争」に次ぐゲーム開発への挑戦はもちろんのこと、グッズ事業における商品数の拡充、オフラインイベントの展開など、多くのユーザーに笑顔を届けられるよう、新しいエンターテインメント体験も強化していきます。

3つ目は、グローバル市場での拡大です。すでに各国での一定の認知度は獲得できているものの、当社が優先市場と位置づける韓国・台湾・英語圏(特に北米)には、まだ大きな成長余地があります。海外においても日本と同様に、グッズ、イベントやコラボを通じて、多くのユーザーにポノスの「にゃんこ」IPを知っていただきたいと考えています。

──今後の展望や実現したい世界観はどんなものになるでしょうか。

当社はこれまで、自分たちが心から「おもしろい」と思えるものを、自分たちのペースで、自分たちなりの挑戦の方法で、気の合う仲間とともに形にしてきました。このカルチャーは今後も変わることなく、私たちが描く世界の中心にあり続けます。

その「おもしろさ」を形にしていくうえで欠かせないのが「人」です。どんな業種でも、新しい価値を生み出す源泉は人にほかなりません。採用には強いこだわりを持ち、私自身のリソースも最優先で割いています。

私たちが描く未来を実現するためには、まだまだ仲間が足りません。ポノスのカルチャーを理解し、共に挑戦してくれる仲間を迎えることで、成長を加速させたいと考えています。それは同時に、当社にとって良い意味での「課題」だと捉えています。

メンバー一人一人が主体的に動く、独自の開発文化


──開発部の組織体制について、ご紹介ください。

ポノスは「開発部」と「管理部」の2つの組織体制からなっています。管理部はバックオフィス業務を担い、それ以外のゲーム開発、マーケティング、グッズ、ライツをはじめとする事業運営は開発部という組織が行っています。

開発部は大きく4つのグループに分かれます。1つは「スタジオ」で、ゲーム開発・運営を担います。「にゃんこ大戦争」をはじめ、カジュアルタイトルや新規開発中の作品まで、タイトルごとにプランナー・デザイナー・エンジニアが縦割りで編成されているのが特徴です。これを支える形で、カスタマーサポート、品質管理、ローカライズ、データ分析といった専門チームも配置し、総合的に運営を支援しています。

そのほかの3つは、いずれも「にゃんこ」IPを広げる機能を担っています。「マーケティング室」はグローバルプロモーションやデジタル広告、クリエーティブ制作を担い、「MD(マーチャンダイジング)事業室」はオリジナルグッズやライセンスグッズ事業を推進。「ライツ室」はコラボ企画やアライアンス、タイアップ、オフラインイベント、アナログゲームなど「にゃんこ」IPに関する許諾関連のビジネスを展開しています。

──現在どのようなことに取り組んでいるのでしょうか。

直近では「にゃんこ大戦争」13周年キャンペーンに向けた準備を進めています。ゲーム内コンテンツだけでなく、プロモーションやイベント、グッズ展開までを一体で連動させてユーザーやファンの皆さまにお届けするプロジェクトです。

ユーザーにとっては、スマホゲーム内で周年イベントを楽しみ、テレビCMでその世界観に触れ、街に出れば関連イベントやグッズが展開されていて、家に帰るとお気に入りの「にゃんこ」グッズたちに囲まれて眠る─。そんな一連の体験が実現すれば、喜びはより大きなものになります。業界全体を見ても、ここまで多面的かつ統合的に展開できている事例はめずらしく、ポノスならではの取り組みだと考えています。

実現の肝となるのは、徹底したプランニングとコミュニケーションです。「にゃんこ」に関わる施策は、ゲーム・グッズ・イベントなどすべての担当者に直結するため、各自が「ゲームである『にゃんこ大戦争』にこういう実装があるなら、オフィシャルストアである『にゃんこ大商店』ではこんなグッズを作りたい」「ゲーム内イベントに合わせてリアルイベントも企画したい」と自然に発想できる状況を整えています。

さらに特徴的なのは、トップダウンではなく、すべての担当者が「にゃんこ」IPを深く理解し、自発的にやるべきことを考え、動けることを求めています。そのために週次での情報共有や施策スケジュールの可視化を欠かさず行い、常に共通認識を持つことを大切にしています。こうした姿勢は、今回の周年キャンペーンにかかわらず、あらゆるプロジェクトを成功に導く原動力になっています。

国内外で愛されるIPを、自らのアイデアで育んでいく


──開発メンバーとして働くことの醍醐味や魅力について教えてください。

まず1つは「にゃんこ」IPの持つスケール感と影響力です。国内外で広く認知される大規模IPを少数精鋭の組織体制で運営しているからこそ、一人一人のアウトプットが与えるインパクトは大きくなります。「自分が『おもしろい』と思うものを形にし、世界中のユーザーに届ける」という実感を得られることは、大きなモチベーションになるのではないかと思います。

次に、意思決定と実行スピードも魅力の一つです。現代表取締役の辻子の意思決定のスピードと、強い信頼関係を前提に、迷いがあればすぐ相談でき、決まれば即行動に移せる環境があり、圧倒的に速いスピードで物事を進めることができます。こうしたカルチャーを心地良いと感じる方にとっては働きやすく、最適な環境だと自信を持って言えます。

もちろん「にゃんこ」IPの存在感が大きいからこその責任や難しさも伴います。ポノスならではの「おもしろい」の実現には妥協を一切ゆるさない姿勢で徹底的に向き合うことが最低条件であることはもちろん、良い反応が広がりやすい半面、対応やメッセージを誤ればネガティブな反応も同じ規模で波及します。だからこそメンバー一人一人が「『にゃんこ』とポノスの看板を背負っている」という自覚を持つことが欠かせません。大きな責任と隣り合わせだからこそ、成果を出したときの達成感もまた大きくなると考えています。


──人材を募集するにあたり、どのような方を求めていますか。

職種ごとに必要なスキルは異なりますが、共通して大切にしたいのは「謙虚さ」です。新しい環境に飛び込むときには、即戦力として成果を出さなければというプレッシャーもあるかもしれません。ただ、ポノスには長年にわたり「にゃんこ大戦争」を育ててきた文化とそれを支えてきた人がいます。それらを謙虚に受け止め、理解して吸収しようとしていただくことが、気負わず本来の力を発揮していただける第一歩なのではないかと思います。

仕事をしていると、時に周囲が競争相手のように見えてしまうこともあるかもしれません。しかし、ポノスでは「同僚は同じ船に乗るファミリーであり仲間」という考え方が根付いています。困ったときには素直に声を上げ、仲間と助け合うことで、気づけなかった解決策や新しい発想に出会えます。

そんなカルチャーに共感し、ともに未来を築いていける方と出会えることを、心から楽しみにしています。


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